12日午前の東京外国為替市場で円相場は強含んでいる。10時時点は前日17時時点に比べ29銭の円高・ドル安の1ドル=106円64～65銭で推移している。一時は106円59銭近辺まで上げた。米国で新型コロナウイルスの感染「第2波」への警戒から、アジア市場でも主要な株価指数が大きく下落。「低リスク通貨」とされる円を買う動きが優勢になっている。
10時前の中値決済に向けて「輸出企業の円買いが入った」との観測が出ていた。ただ、ドルも相対的に安全な通貨とみなされており、主要通貨に対して円もドルも買われるため、円の対ドルの上値は重い。
円は対ユーロで上昇している。10時時点では同1円25銭の円高・ユーロ安の1ユーロ=120円25～27銭で推移している。
ユーロは対ドルで下落している。10時時点では同0.0085ドルのユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.1277～78ドルで推移している。
〔日経QUICKニュース（NQN）〕
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June 12, 2020 at 08:27AM
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外為10時 円、強含む 「輸出企業が円買い」の声 - 日本経済新聞
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