19日早朝の東京外国為替市場で円相場は下落して始まった。8時30分時点では1ドル=107円37～38銭と、前日の17時時点に比べ20銭の円安・ドル高だった。新型コロナウイルスのワクチン開発への期待から前日の米株式相場が大幅高となった。投資家のリスク選好姿勢が強まり「低リスク通貨」とされる円は売りが先行している。
円はユーロに対しては大幅に下落して始まった。8時30分時点では1ユーロ=117円19～20銭と、同1円31銭の円安・ユーロ高だった。独仏両政府が18日に新型コロナで被害を受けた欧州の地域や産業を支えるため、欧州連合（EU）として5000億ユーロの復興基金を設立すると発表した。欧州景気が下支えされるとの見方からユーロが買われている。
ユーロの対ドル相場は大幅に上昇して始まった。8時30分時点では1ユーロ=1.0914～16ドルと、同0.0101ドルのユーロ高・ドル安だった。
〔日経QUICKニュース（NQN）〕
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May 19, 2020 at 06:47AM
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外為8時30分 円、下落し107円台前半 対ユーロは大幅安 - 日本経済新聞
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