
18日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは続伸。終値は1.0913ドルと前営業日NY終値(1.0820ドル)と比べて0.0093ドル程度のユーロ高水準だった。新型コロナウイルスに伴う都市封鎖(ロックダウン)が緩和され、世界的に経済活動が再開される中、新型コロナのワクチン開発への期待から米国株相場が急伸。全般にリスク・オンのドル売りが強まり、前週末の高値1.0851ドルを上抜けて一時1.0927ドルまで上値を伸ばした。「独仏両国は欧州連合(EU)加盟国の経済再建のために5000億ユーロの基金設立を提案」と伝わると、基金活用によるユーロ圏景気の回復期待が高まりユーロを買う動きも見られた。
なお、19日に予定されているパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の米上院銀行委員会での証言原稿で「FRBは経済支援のためにあらゆる手段を講じる」「下落の勢いとスピードは前例がない」との見解が伝わったが、新味の乏しい内容で市場の反応は限られた。
ドル円は反発。終値は107.34円と前営業日NY終値(107.06円)と比べて28銭程度のドル高水準だった。世界的な株高やクロス円の上昇につれた円売り・ドル買いが優勢となり一時107.50円と日通し高値を付けたものの、対ユーロ中心にドル安が進むと107.21円付近まで押し戻された。もっとも、米10年債利回りが一時0.7421%前後と約1カ月ぶりの高水準を付けたこともあり、下押しも限定的だった。
ユーロ円は3日続伸。終値は117.17円と前営業日NY終値(116.02円)と比べて1円15銭程度のユーロ高水準。世界的な経済活動再開への期待や新型コロナのワクチン臨床試験が進展との報道を受けて米国株価が大幅に上昇すると、投資家のリスク選好姿勢が強まり円売り・ユーロ買いが優勢となった。「独仏は5000億ユーロ規模の新型コロナ再建計画をEUに提案」との報道もユーロ買いを促し、一時117.24円と4日以来の高値を付けた。
ポンドドルは底堅い動き。全般リスク・オンのドル売りが優勢になり、一時1.2228ドルまで値を上げた。テンレイロ英中銀金融政策委員会(MPC)委員が「MPCはいかなる政策手段も排除しない」と述べたうえで、「マイナス金利政策導入の利点」に言及するとややポンド売りが出る場面もあったが、下押しは限定的だった。
なお、ホールデン英MPCも週末、「景気悪化に対応する選択肢の1つとしてマイナス金利を検討している」などと述べている。
本日の参考レンジ
ドル円:107.04円 - 107.50円
ユーロドル:1.0800ドル - 1.0927ドル
ユーロ円:115.62円 - 117.24円
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May 19, 2020 at 04:05AM
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ニューヨーク外国為替市場概況・18日 ユーロドル、続伸 | 2020年05月19日(火)06時05分|FXニュース - ザイFX!
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