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今週の株式・外国為替市場の動き総括、5月4~8日 - iFOREX

今週は日本がGW2週目にあたり、株式市場が開いていたのは7~8日の2日間だけだった。海外では米雇用統計など重要な発表があったものの、発表はほぼ予想通りでネガティブサプライズにはならず、結果的に株式市場が上昇した1週間となった。

米NASDAQは9,000回復

今週は日本がGW2週目で、4~6日の3日間は株式・先物市場が休場した。一方海外では平常通りの営業であり、重要な発表も多かった。6日水曜に発表された米4月ADP雇用統計は、前月比2023万6000人減と過去最大の減少幅だった。


また8日金曜に発表された米4月雇用統計も、前月比2,050万人減で過去最大の減少となった。しかし2種の米雇用統計は過去最大の減少ではあったが予想より減少幅が小さく、株式市場には大きな影響を及ぼさなかった。


そして5日火曜にはオーストラリアが、7日木曜にはイギリスが政策金利を発表。すでにどちらもほぼゼロ水準まで金利を下げており、今回も利下げを含む追加緩和はなかった。


世界では5月になってもCOVID-19(新型コロナウイルス)が猛威を振るっているが、アメリカは今月から多くの州が経済活動を再開。また欧州でもイタリアやドイツが経済活動再開に向かっている。


経済活動再開期待を受け、今週は株式市場が堅調だった。NY株式市場ではダウが4日月曜から上昇し、6日は下げたものの他の営業日は全て上昇で終了。週足でも608ドル高とかなりの上げ幅だった。


パンデミック下ではインターネットの役割がより重要になったため、IT銘柄が多いNASDAQ総合指数はダウ以上に上昇。2~3月の暴落以来初めて9,000を回復した。


今週は2日間しか取引が行われなかった東京株式市場も好調で、日経225平均は7日に小幅高となった後8日には504円も上昇。週足では560円高だった。


為替市場では米ドル/円は主に106円台の円高水準で推移。8日に発表された雇用統計は史上最悪の数字だったものの、予想より減少幅が小さかったために発表後は逆に米ドルが数十銭上昇した。


3月以降下落が続くトルコリラは今週になっても下げが続き、6日には対米ドルで2018年8月の安値を更新した。7日はさらに下落し1ドル=7.27リラに到達したが、その直後にトルコ当局が欧米系の銀行3行に対しトルコリラと外貨の取引を禁止する命令を出した。この命令によって7日夜~8日にはようやく下げ止まりが見られた。


仮想通貨市場では半減期が近付いているビットコインが堅調だった。4日朝時点では92万円だったレートは、週を通して上昇が続き特に8日には100万円を超えて107万円に到達。だが10日日曜朝には突然10万円以上下げるなどやや乱高下する展開になっている。


来週はNZの政策金利や、ドイツの第1四半期GDP、アメリカの4月CPIなどが発表される。発表される経済指標が特に悪い数字でなければ、今週の株高が続くことも期待できる。

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May 10, 2020 at 02:23PM
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