
20日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは反落。終値は1.1079ドルと前営業日NY終値(1.1122ドル)と比べて0.0043ドル程度のユーロ安水準だった。来週から始まるクリスマス休暇を前に商いは低調だったが、前日の安値1.1107ドルや節目の1.1100ドルを下抜けたことで目先のストップロスを断続的に巻き込んで一時1.1066ドルまで下げ足を速めた。12月ユーロ圏消費者信頼感指数速報値が▲8.1と予想の▲7.0を下回ったことや、ユーロクロスが下落した影響も受けた。なお、ユーロ豪ドルは一時1.6033豪ドル、ユーロNZドルは1.6755NZドル、ユーロスイスフランは1.0871スイスフラン、ユーロカナダドルは1.4555カナダドルまでユーロ安に振れた。
ドル円は小反発。終値は109.44円と前営業日NY終値(109.37円)と比べて7銭程度のドル高水準だった。ムニューシン米財務長官が前日に中国との貿易協議「第1段階の合意」に「来年1月初めに署名することに自信を持っている」との見解を示したうえ、トランプ米大統領が本日ツイッターに「中国の習近平国家主席と通商合意について非常にすばらしい協議を行った」と投稿したことを受けて、米中間の貿易摩擦が緩和されるとの期待が強まった。リスク選好意欲が高まる中、ドル円は一時109.53円までじり高となったほか、ダウ平均は一時230ドル超上昇し連日で史上最高値を更新した。
なお、7−9月期米国内総生産(GDP)確定値は前期比年率2.1%増と市場予想通りの結果となったが、個人消費確定値は前期比3.2%増と予想の2.9%増を上回り個人消費を中心に米景気が底堅いことが示された。
ユーロ円は4日続落。終値は121.35円と前営業日NY終値(121.67円)と比べて32銭程度のユーロ安水準。ユーロ全面安となった流れに沿って4時前に一時121.19円と日通し安値を付けた。
ポンドドルは頭が重かった。24時30分過ぎに一時1.3080ドルと日通し高値を付けたものの、すぐに失速。英国の欧州連合(EU)離脱後の移行期間中に自由貿易協定(FTA)交渉がまとまらず、「合意なき離脱」と似たような事態に陥るとの懸念から引き続きポンドを売る動きが優勢となり、6時過ぎに一時1.2979ドルと日通し安値を付けた。
なお、英下院はこの日、EU離脱に向けた関連法案の概要部分を巡る採決を実施し、賛成多数で可決した。主要なハードルを突破し、ジョンソン首相が目指す来年1月末のEU離脱の実現に向けて前進した。
本日の参考レンジ
ドル円:109.26円 - 109.53円
ユーロドル:1.1066ドル - 1.1125ドル
ユーロ円:121.19円 - 121.70円
"外国為替" - Google ニュース
December 21, 2019 at 05:06AM
https://ift.tt/2Q59DNT
ニューヨーク外国為替市場概況・20日 ユーロドル、反落 | 2019年12月21日(土)|リアルタイム為替ニュース - ザイFX!
"外国為替" - Google ニュース
https://ift.tt/2NYfrrr
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update
Bagikan Berita Ini
0 Response to "ニューヨーク外国為替市場概況・20日 ユーロドル、反落 | 2019年12月21日(土)|リアルタイム為替ニュース - ザイFX!"
Post a Comment