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今週の株式・外国為替市場の動き総括、12月16~20日 - iFOREX

今週は日英の政策金利発表があったが、それらは予想通りの発表内容で大きな材料にはならなかった。しかし先週末に米中が貿易問題で合意したことによるリスク後退感は今週も残り、NY株式市場が連日のように史上最高値を更新した。

ダウは連日の最高値更新

今週は19日木曜に日本とイギリスの政策金利発表があった。日銀は今回も追加緩和はなしの据え置き。そしてイギリスも政策金利を据え置きと発表し、どちらもほぼ市場の予想通りの発表内容だった。


経済指標としては、20日金曜にアメリカとイギリスの第3四半期GDP改定値が発表されたが、どちらもほぼ予想通りの数字だった。同じ日には日本の11月CPIが発表され、生鮮食料品を除いた数字で前年同月比+0.5%と相変わらず日銀の2%目標にはほど遠い状態が続いている。


このように今週は目立って新しい材料がなかった。しかしNY株式市場では先週末の米中合意で生まれた楽観的ムードがまだ残っており、連日の上昇を見せた。ダウ工業平均は5営業日中4営業日で上昇し、その4営業日全てで史上最高値を更新。週足では320ドル高で、週の終値は28,455ドルだった。


一方為替市場ではやや円高トレンドが続いたことから、東京株式市場はさえない1週間だった。先週金曜には暴騰し24,000円を突破した日経225平均だが、今週は16日月曜には71円安と下落。17日火曜には上昇し13日金曜の終値を超えたものの、その後は3日連続下げて週足では207円安だった。


為替はポンド/円の下落が目立った。13日朝には英総選挙で与党・保守党が大勝したとの報道が流れ、ポンドが1時間以内に4円も暴騰。だがその後は反落が続き、今週は146円付近からスタート。その後は週序盤から終盤にかけてずっとポンド安が続き、週の終値は142円台で保守党大勝前の水準を下回っている。


米ドル/円は週を通して109円台前半の狭いレンジで推移。なおこのまま上下に大きく動かず今年を終われば、今年の米ドル/円は上下幅が104~112円の8円程度と、長期的に見てもかなり小さい上下幅の1年で終わる。


先物市場の原油は60ドル付近から今週をスタート。今月上旬に産油国が減産幅拡大で合意したことを材料に原油は上昇が続き、週後半には61ドル台に。だが今週の終了間際になって1ドルほど下落した。


来週はクリスマスの週になり、25日水曜と26日木曜は祝日となる国が多い。また他の3営業日も休暇を取る市場関係者が多く、閑散市場となることが予想される。2019年ももうすぐ終わろうとしている。

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December 22, 2019 at 07:15PM
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