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ドル・円小幅安、米中対立の先鋭化回避でリスクオン-107円台後半 - ブルームバーグ

東京外国為替市場のドル・円相場は小幅安。先週末のトランプ米大統領の会見を受け、貿易面での米中対立の激化が避けられたことが安心材料となり、リスクオンのドル売りが円売りを上回っている。

ハイライト
  • ドル・円は午後0時25分現在、前週末比0.2%安の1ドル=107円66銭。ここまで107円86銭を高値に一時107円64銭まで下落
  • ユーロ・ドルは前週末比0.3%高の1ユーロ=1.1135。オーストラリアドル・ドルは0.9%高の1豪ドル=0.6725
ドル・円、レンジ相場が続く

市場関係者の見方

オーストラリア・ニュージーランド銀行外国為替・コモディティ営業部の町田広之ディレクター

  • 米中対立については、関税引き下げや第1段階の貿易合意の破棄などに触れない限り、リスクオフにはならないという市場のコンセンサスが出来上がった感じがある
  • 地合いの底堅さは確認したが、株やクロス円の高値を買えるほどの材料はまだない
  • きょうは米株先物が売り先行で始まった分、ドルと円の強弱関係ではドルが小緩んでいる。ただ、米株先物も戻し、リスクオンの中で下値は限定的

NBCフィナンシャル・マーケッツ・アジアのディレクター、デービッド・ルー氏(香港在勤)

  • 米中対立の先鋭化が避けられたことや経済活動の 再開で日本株が上昇していることがセンチメントにとって追い風に
  • 米国の社会情勢の不安定化は心理的にはリスクセンチメントの重しだが、影響は米株で為替相場にはそこまで直接的には影響しなさそう

りそなホールディングス市場企画部の梶田伸介チーフストラテジスト

  • 経済の実態を見るところに移行していくのか、流動性相場で株が高い状態が続くのかがポイント
  • 判断がつきづらい状況の中で、ドル・円は107円台を中心に方向感が出ない展開が続きそう

背景

  • トランプ大統領は29日の記者会見で、米国法の下で香港に認めている貿易上の優遇措置を撤回するプロセスを開始すると述べた
  • 全米各地に 抗議デモ拡大、ロックダウンから経済再開目指す都市を直撃
  • 日経平均株価は前週末比257円高で午前の取引を終了

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June 01, 2020 at 10:27AM
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