14日のニューヨーク外国為替市場でドル円は4日続落。終値は107.22円と前営業日NY終値(107.78円)と比べて56銭程度のドル安水準だった。米連邦準備理事会(FRB)による大規模な資金供給を受けてドル需給の逼迫懸念が和らぐ中、全般ドル売りが優勢となった。米長期金利の低下に伴う円買い・ドル売りも入り、一時106.98円と1日以来の安値を付けた。主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時98.83と3月30日以来の低水準を付けた。
なお、国際通貨基金(IMF)はこの日、世界経済見通しを発表し、新型コロナウイルスによる危機で、2020年の世界の成長率がマイナス3.0%と急激に落ち込むとの最新予測を示した。また、ゲオルギエワIMF専務理事は「大恐慌以来、最悪の不況になる可能性が高い」と警鐘を鳴らした。
ユーロドルは反発。終値は1.0980ドルと前営業日NY終値(1.0912ドル)と比べて0.0068ドル程度のユーロ高水準だった。アジア時間に発表された3月中国貿易統計で輸出入がともに予想を上回り、世界経済の先行きへの過度な警戒感が和らいだため、投資家のリスク志向が改善しユーロ買い・ドル売りが優勢となった。ドル需給の逼迫懸念後退に伴うユーロ買い・ドル売りも入り、一時1.0987ドルと1日以来の高値を付けた。なお、ポンドドルは一時1.2648ドルと3月12日以来約1か月ぶりの高値を更新している。
ユーロ円は小反発。終値は117.71円と前営業日NY終値(117.63円)と比べて8銭程度のユーロ高水準。ドル円の下落につれた売りが出て一時117.31円と日通し安値を付けたものの、ユーロドルの上昇につれた買いが入ると117.78円付近まで持ち直した。
南アフリカランドは軟調。南アフリカ準備銀行(SARB)が緊急の金融政策委員会(MPC)を開き、政策金利を現行の5.25%から4.25%に引き下げたことを受けてランド売りが優勢となった。ドルランドは一時18.4392ランド、ランド円は5.81円までランド安に振れた。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:106.98円 - 107.78円
ユーロドル:1.0904ドル - 1.0987ドル
ユーロ円:117.31円 - 117.94円
"外国為替" - Google ニュース
April 15, 2020 at 04:06AM
https://ift.tt/2RAIHaA
ニューヨーク外国為替市場概況・14日 ドル円、4日続落 | 2020年04月15日(水)06時06分|FXニュース - ザイFX!
"外国為替" - Google ニュース
https://ift.tt/2NYfrrr
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update
Bagikan Berita Ini
0 Response to "ニューヨーク外国為替市場概況・14日 ドル円、4日続落 | 2020年04月15日(水)06時06分|FXニュース - ザイFX!"
Post a Comment