
[シドニー 4日 ロイター] - オセアニア外国為替市場の豪ドルは、3週間ぶりの高値から下落。中国の指標は好調な内容だったが、第3・四半期の豪国内総生産(GDP)が予想を下回り、追加利下げ観測が強まっている。
豪ドルは1豪ドル=0.6835米ドル。前日の海外市場では0.6862米ドルまで上昇していた。ただ週間ベースでは依然として1.1%高となっている。下値支持線は0.6815米ドル付近。
ニュージーランド(NZ)ドルは1NZドル=0.6512米ドルと堅調。4カ月ぶりの高値に迫っている。週間では1.4%値上がりしている。
財新/マークイットが発表した11月の中国サービス部門購買担当者景気指数(PMI)が7カ月ぶりの高水準となったことが好感されている。
一方、第3・四半期の豪GDPは前期比0.4%増と、第2・四半期の0.6%増から伸びが鈍化。予想を下回った。政府が税還付などの景気対策を打ち出したものの、個人消費が低迷し、還付金を貯蓄に回す動きがみられた。
INGのアジア太平洋担当チーフエコノミスト、ロバート・カーネル氏は「豪中銀は経済が緩やかに上向いていると分析していたが、今回の統計を見ると、緩やかに減速しているようだ」と指摘。
「次に発表される雇用関連統計で状況に変化が見られない限り、来年第2・四半期末の政策金利の予想を0.25%に引き下げることを検討する。豪ドル相場の予想も下方修正する可能性が高い」と述べた。
豪中銀の次の理事会は来年2月。市場は遅くとも5月までに政策金利が25ベーシスポイント(bp)引き下げられ0.50%になると予想している。
米中貿易摩擦の再燃が世界の製造業の回復を脅かす要因となっており、市場が予想する0.25%への利下げの確率も高まっている。
来年11月に期日を迎える金利先物は6ティック上昇の99.600。利下げ確率は40%と、3日時点の16%から上昇している。
豪国債先物は上昇。3年物は6.5ティック上昇の99.295。10年物は11ティック上昇の98.9150、インプライドイールドは1.085%。
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December 04, 2019 at 10:38AM
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