26日午前の東京外国為替市場で円相場は下げ幅を広げている。10時時点は1ドル=109円52銭近辺と前日17時時点に比べ20銭の円安・ドル高水準だった。月末決済に絡む国内輸入企業からの円売り・ドル買いが膨らんだ。10時前の中値決済に向けて「ドル不足だった」（国内銀行の為替担当者）との声もあった。
株式市場で日経平均株価が上昇し、投資家のリスク選好姿勢を強めたのも円売りを促した。海外ではクリスマス休暇中の投資家が多いものの、一部は市場に戻ってきており、「低リスク通貨」とされる円を売る動きが出ているようだ。
円は対ユーロでも下げ幅を拡大した。10時時点は1ユーロ=121円46～47銭と同24銭の円安・ユーロ高で推移している。対ドルの円安につられて円は対ユーロでも売られている。
ユーロは対ドルで高値圏で小幅な動きとなっている。10時時点は1ユーロ=1.1090～91ドルと同0.0006ドルのユーロ高・ドル安水準だった。
〔日経QUICKニュース（NQN）〕
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December 26, 2019 at 08:23AM
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外為10時 円、109円台半ばに下げ幅拡大 国内輸入企業が売り - 日本経済新聞
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