29日午前の東京外国為替市場で円相場は小幅に続落した。12時時点では1ドル=109円47～48銭と前日17時時点に比べ6銭の円安・ドル高だった。国内輸入企業による円売り・ドル買いが出て、一時は109円60銭近辺まで下げ幅を広げた。米国経済の先行きに対する過度な懸念の後退も、「低リスク通貨」とされる円の重荷だった。
もっとも、下値は堅かった。上昇して始まった日経平均株価が下げに転じると、歩調を合わせた円買い・ドル売りが入った。28日の米市場が感謝祭の祝日で休場だったうえ米国では29日も休暇を取る市場参加者が多いとみられ、積極的な取引は限られた。9～12時の円の高値は109円45銭近辺で、値幅は15銭程度だった。
円は対ユーロでも小幅に続落した。12時時点では1ユーロ=120円53～54銭と同6銭の円安・ユーロ高だった。新たな手掛かりに乏しく、対ドルでの円売りが波及し、ユーロに対しても円を押し下げた。
ユーロは対ドルでほぼ横ばいだった。12時時点では1ユーロ=1.1009～10ドルと同0.0002ドルのユーロ安・ドル高だった。
〔日経QUICKニュース（NQN）〕
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November 29, 2019 at 10:21AM
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外為12時 円、小幅に続落し109円台半ば 対ユーロも続落 - 日本経済新聞
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