外為12時 円、上昇し106円台後半 対ユーロも高い - 日本経済新聞

19日午前の東京外国為替市場で円相場は上昇した。12時時点は1ドル=106円91～92銭と、前日17時時点に比べ5銭の円高・ドル安だった。移動制限の全面解除を受けて朝方は「低リスク通貨」とされる円売りが出たが、中国や米国での新型コロナウイルスの感染再拡大を警戒し、次第に円買いが優勢になった。日本時間19日に米長期金利が低下（債券価格は上昇）し、日米金利差の縮小観測が強まったことも支えになった。

10時前の中値決済に向けては国内輸入企業による実需の円売り・ドル買いが出て、円の上値を抑えた。

9～12時の円の高値は106円88銭近辺、安値は107円01銭近辺で値幅は13銭程度だった。

円は対ユーロでも上昇している。12時時点は1ユーロ=119円83～85銭と43銭の円高・ユーロ安だった。

ユーロは対ドルでも売られ、12時時点は1ユーロ=1.1208～09ドル近辺と同0.0035ドルのユーロ安・ドル高で推移している。

〔日経QUICKニュース（NQN）〕

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June 19, 2020 at 10:26AM
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