今週から日本はGWに入る。今週は日米欧の政策金利発表など重要な発表が多かったものの、それらは比較的無難な内容だった。週前半は株式市場で先週からの上昇基調が続いたが、後半になると息切れして下落に転じた。
後半は株安地合に転換
今週は日本がGWの1週目にあたるが、祝日は29日水曜のみのため株式・先物市場は4日間営業していた。
そして今週は日米欧の政策金利発表を初め、重要な発表が多かった。まず27日月曜には日銀が金融政策を発表し、これまで年80兆円としていた国債購入の上限を撤廃し無制限に買い入れる追加緩和を発表。しかしこの緩和はすでに検討中との情報が先週に流れていたため、発表時にはすでに大きなインパクトはなかった。
30日木曜未明には米FRBの政策金利発表があったが、3月から4月にかけて多くの緩和を発表してきたためにこのタイミングでの追加緩和発表はなかった。続いてこの日の夜にはECBが金融政策を発表。政策金利は据え置きとされた一方で、市中銀行への資金供給策が強化された。
また今週は経済指標でも重要なものがいくつか発表され、29日夜に発表された米第1四半期GDPは前期比年率-4.8%とリーマン・ショック直後の2009年以来の大幅マイナスとなった。それ以外にもユーロ圏の第1四半期GDP、米3月個人消費支出、米4月ISM製造業景況指数などが発表され、どれも極めて低調な数字だった。
経済指標は悪化が続いているものの、株式市場では米経済活動再開期待を受けた先週までの上昇基調が今週になっても継続。NYダウは27日に358ドル上昇し、小幅安となった28日火曜を挟んで29日には532ドルも上昇。
しかし30日には288ドル下げ、1日になるとトランプ大統領が中国への報復措置を示唆したことから622ドル安と大きく下げて今週を終えた。結局週足では52ドル安で終わり、下げ幅はわずかながら2週連続陰線となった。
日本の株式市場も週前半は堅調で、27日には日経225平均が519円も上昇。28日は小幅安だったものの、祝日を挟んだ30日にはまた422円上昇し3月9日以来の20,000円を回復した。だが1日には連休前の手じまい売りが増えて574円も下落し、週足では357円高に留まった。
為替市場ではそれほど目立った動きは多くなかったが、30日夜に月末のポジション調整的な動きがあり円が急落。特にユーロ/円はこのタイミングで大きく動き、週前半は主に115円台で推移していたレートが一気に2円近く上昇。そのまま週の終了時まで117円台に留まった。
来週は日本がGWの2週目にあたり、株式・先物市場は4~6日まで3日連続休場する。その一方で6月水曜には米4月ADP雇用統計が、8日金曜には米4月雇用統計が発表を予定されており、どちらも2,000万人以上の減少とすさまじい幅の減少が予想されている。
さらに7日木曜には英政策金利発表もある。重要な発表が多い来週だが、特に2種の米雇用統計に対して市場がどの程度反応するのかが気になるところだ。
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May 03, 2020 at 03:05PM
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