外為10時 円、伸び悩む 106円台前半 輸入企業がドル買い - 日本経済新聞

7日午前の東京外国為替市場で円相場は伸び悩んでいる。10時時点は1ドル=106円21～22銭と前週末17時時点と比べ72銭の円高・ドル安だった。10時前の中値決済に向けて「輸入企業のドル買いが入っている」（国内銀行の為替担当者）との指摘があった。大型連休明けで事業会社の決済が集中し、実需の円売り・ドル買いが円相場の上値を抑えている。

ただ、新型コロナウイルスの感染拡大の責任を巡って米国と中国の対立が激化するとの懸念から「低リスク通貨」とされる円の買い需要は引き続き強い。

円は対ユーロでも上昇している。10時時点は1ユーロ=114円66～67銭と、2円59銭の円高・ユーロ安だった。ユーロは対ドルでも売られ、10時時点では1ユーロ=1.0794～96ドルと、同0.017ドルのユーロ安・ドル高で推移している。

〔日経QUICKニュース（NQN）〕

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May 07, 2020 at 08:15AM
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