東京外国為替市場のドル・円相場は小幅に下落。中東情勢の緊迫化を受けた世界的な株安・金利低下を背景に、朝方は一時約3カ月ぶり安値を付ける場面があったものの、国内輸入企業などのドル買いで下げ幅は限定的となっている。円は主要16通貨のうち12通貨に対して上昇している。
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市場関係者の見方
みずほ証券の鈴木健吾チーフFXストラテジスト
- 取引が薄い中でのフラッシュクラッシュ的な動きに対する警戒と中東情勢の緊迫化を受けたリスク回避で円が全面高の流れ。昨年8月からのドル・円の上昇トレンドは年末からの下落でいったん終了か
- きょうは輸入企業など実需の押し目買いも入り、107円台後半は固そうだが、今月中に107円ちょど辺りまで下げる可能性がある。110円超えは来月中までは厳しいだろう
- 今後の焦点はイランがどの程度の規模の報復に出るか、米国の報復を呼んで泥沼化するかだ。原油高は各国の増産余力が抑えになり得るとみるが、軍事行動の方が心配で、ドル・円の重しになるだろう
大和証券投資情報部の石月幸雄シニア為替ストラテジスト
- 中東情勢の緊迫一色でリスク回避の全般的な円買いの流れが続いているが、きょうの東京市場では新たに大きな材料が出なければ107円50銭ー108円30銭程度でのもみ合いか
- 注意すべきは原油価格。急激な原油高は景気にマイナスだが、当面は国内輸入企業のドル買い・円売りが増える要因に。もしWTIで1バレル=70ドルを超えてくれば、ドル・円も110円方向か
- 国内株価も注目点で、大幅な下落ならドル・円の下げ要因だが、すでに107円台まで調整しているので追加的に大きな下げにはつながらない可能性も
背景
- トランプ米大統領、イランに大規模報復もーイラクへは制裁を警告
- イラン、ウラン濃縮に関するいかなる制限も受けないと 表明
- イラク議会、米軍の駐留終了を政府に 要請-イラン司令官殺害受け
- 原油続伸、北海ブレント70ドル台乗せ-サウジへの攻撃を米が警戒
- 日経平均株価は前年末比483円安で午前の取引を終了。一時は500円余り下落
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January 06, 2020 at 10:10AM
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ドル・円が小幅下落、中東情勢受けた株安などで一時3カ月ぶり安値 - ブルームバーグ
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