【NQNロンドン】23日のロンドン外国為替市場で円相場は小反発した。英国時間16時の時点では、前週末の同時点と比べて10銭円高・ドル安の1ドル=109円30～40銭だった。
日中を通して狭い範囲で推移した。午後に市場の注目度の高い11月の米耐久財受注額が発表されたが、相場の反応は薄かった。
英ポンドは対ドルで大幅に反落した。0.0120ドルのポンド安・ドル高の1ポンド=1.2920～30ドルだった。ポンドが1.29ドル台前半を付けるのは12月上旬以来、約3週間ぶりとなる。
主要通貨に対してポンドの先安観を意識した売りが出た。英国の欧州連合（EU）離脱について、移行期間中にEUとの交渉がまとまらず円滑な離脱は難しいとの警戒感が再燃した。午後に一時1.2909ドル付近まで下落した。
ポンドは対円、対ユーロでも下落し、対円では141円台前半だった。ポンドが141円台を付けるのはほぼ3週間ぶりとなる。対ユーロでは1ユーロ=0.8570～80ポンド程度だった。
円の対ユーロ相場は小幅ながら4日続伸した。10銭円高・ユーロ安の1ユーロ=121円20～30銭だった。
ユーロは対ドルで横ばいだった。前週末の16時時点と同水準の1ユーロ=1.1080～90ドルだった。
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December 23, 2019 at 11:39PM
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ロンドン外為23日 主要通貨でポンド売り - 日本経済新聞
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