24日午前の東京外国為替市場で円相場は横ばいだった。12時時点は1ドル=109円39～40銭と前日17時時点と同じだった。クリスマス休暇入りで市場参加者が少ないうえ、主要な経済指標の発表もなかった。取引を手掛ける材料がほとんどないなか、値動きは極めて乏しかった。
朝方はやや買いが先行した。23日発表の米経済指標が市場予想を下回ったほか、英国の欧州連合（EU）離脱を巡る懸念の強まりから、相対的に安全資産とされる円が買われた海外市場の流れを引き継いだ。
10時前の中値決済に向けてはドルが不足していたようで、円売り・ドル買いがやや優勢だった。もっとも、国内輸入企業などからの円売り・ドル買い注文の規模は大きくなかったようで、下落幅は限られた。
円は対ユーロでは小幅に下落した。12時時点では1ユーロ=121円26～27銭と同2銭の円安・ユーロ高だった。ユーロは対ドルで伸び悩んだ。12時時点では1ユーロ=1.1087～88ドルと同0.0004ドルのユーロ高・ドル安だった。対ドルでのユーロ売りが続いてきた反動で、持ち高調整を目的としたユーロ買い・ドル売りがわずかに優勢だった。
〔日経QUICKニュース（NQN）〕
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December 24, 2019 at 10:22AM
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