26日午前の東京外国為替市場で円相場は続落した。12時時点では1ドル=108円98銭近辺と前日17時時点に比べ15銭の円安・ドル高水準で推移している。米中貿易協議の進展期待から午前に日経平均株価の上げ幅が一時300円を超えるなど、投資家心理が強気に傾いた場面で「低リスク通貨」とされる円に売りが優勢になった。
日本時間午前に「米中が第1弾合意に向け対話継続で合意」と伝わり円売り・ドル買いが膨らむ場面があった。円は一時1ドル=109円20銭近辺まで売られた。
同日朝には現在の米金融政策が「労働市場や物価上昇を支えるうえで適切」とのパウエル米連邦準備理事会（FRB）議長の講演内容が伝わったが、相場への影響は限られた。円の高値は1ドル=108円97銭近辺で、値幅は23銭程度だった。
円は対ユーロでほぼ横ばいだった。12時時点では1ユーロ=119円98～120円00銭と同5銭の円高・ユーロ安水準で推移している。
ユーロは対ドルで下落した。12時時点では1ユーロ=1.1009～10ドルと同0.0020ドルのユーロ安・ドル高水準で推移している。
〔日経QUICKニュース（NQN）〕
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November 26, 2019 at 10:17AM
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外為12時 円、109円近辺に下落 米中協議への期待で円売り - 日本経済新聞
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