28日午前の東京外国為替市場で円相場は下げ渋っている。10時時点では1ドル=109円37～38銭と前日17時時点に比べ19銭の円安・ドル高水準で推移している。27日の米市場の円安・ドル高が進んだ流れを受けて売りが先行したものの、米国で香港人権法が成立したことで円は底堅くなっている。日経平均株価がさえない動きとなっており、円売りの勢いは乏しい。
10時前の中値決済に向けては「ややドルが不足していた」（国内銀行）との声が聞かれた。国内輸入企業による円売り・ドル買いが出ている。ただ、28日の米感謝祭の祝日の前後に休みをとる市場参加者も多く、商いは薄いようだ。
円は対ユーロで安値圏で小動き。10時時点では1ユーロ=120円38～39銭と同21銭の円安・ユーロ高水準で推移している。
ユーロは対ドルで横ばい圏で小幅な動きとなっている。10時時点では1ユーロ=1.1006～07ドルと前日17時時点と同水準だった。
〔日経QUICKニュース（NQN）〕
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November 28, 2019 at 08:25AM
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外為10時 円、109円台前半で下げ渋り 中値「ややドル不足」 - 日本経済新聞
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