3日早朝の東京外国為替市場で円相場は上昇している。8時30分時点は1ドル=104円47銭近辺と前日17時時点と比べて9銭の円高・ドル安だった。新型コロナウイルスのワクチン実用化や米追加経済対策への期待が高まり、2日の米株式相場が上昇するなど積極的に運用リスクをとる「リスクオン」に傾く投資家が増えている。低金利の調達通貨とされるドルは売られやすく、円相場の支えとなっている。
円は対ユーロでは下落している。8時30分時点は1ユーロ=126円53～55銭と、同33銭の円安・ユーロ高だった。ユーロは対ドルでも上昇しており、8時30分時点は1ユーロ=1.2112～13ドルと同0.0043ドルのユーロ高・ドル安だった。市場では「心理的節目である1.20ドルを明確に上回り、次の節目である1.25ドル近辺（2018年の高値）まで上昇余地があるとみた投機筋の買いが勢いづいた」（国内運用会社のエコノミスト）との声があった。
〔日経QUICKニュース（NQN）〕
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December 03, 2020 at 06:56AM
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外為8時30分 円、上昇 104円台半ば 対ユーロは下落 - 日本経済新聞
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