2日午前の東京外国為替市場で円相場は膠着している。10時時点では1ドル=104円33～34銭と前日17時時点に比べ横ばいだった。投資家のリスク選好姿勢が強まっており、ユーロやオーストラリア（豪）ドルなどに対し、リスク回避の目的で買われやすい円とドルがともに売られる状態が続いている。10時前の中値決済に向けては、「ドル需給に目立った偏りはなかった」（国内銀行の為替担当者）との声が聞かれた。
円は対ユーロで下げ渋っている。10時時点では1ユーロ=125円88～90銭と同1円02銭の円安・ユーロ高だった。ユーロは対ドルでやや伸び悩んでいる。10時時点では1ユーロ=1.2065～66ドルと同0.0097ドルのユーロ高・ドル安だった。前日のニューヨーク市場で18年5月以来のユーロ高水準まで買われたことで、利益を確定する売りも出やすい。
〔日経QUICKニュース（NQN）〕
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December 02, 2020 at 08:30AM
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外為10時 円、小動き 中値決済は「偏りなし」 - 日本経済新聞
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