3日午前の東京外国為替市場で円相場は小幅に上昇している。10時時点は1ドル=104円48～49銭と前日17時時点と比べて8銭の円高・ドル安だった。新型コロナウイルスのワクチン実用化への期待で運用リスクを積極的にとる投資家が増え、低金利通貨である円とドルはどちらも売られやすくなっている。このため円の対ドル相場は方向感が乏しい。10時前の中値決済に向けては「ドル需給に目立った偏りはなかった」（国内銀行の為替担当者）という。
円は対ユーロでは下げ渋っている。10時時点は1ユーロ=126円48～50銭と同28銭の円安・ユーロ高だった。ユーロは対ドルでも上昇しており、10時時点は1ユーロ=1.2105～06ドルと同0.0036ドルのユーロ高・ドル安だった。
〔日経QUICKニュース（NQN）〕
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December 03, 2020 at 08:22AM
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外為10時 円、小幅高 104円台半ば 中値「需給に偏りなし」 - 日本経済新聞
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