5日早朝の東京外国為替市場で円相場は上昇して始まった。8時30分時点では1ドル=104円46～47銭と、前日17時時点に比べ41銭の円高・ドル安だった。大統領選と上下両院選で民主党が勝利する「ブルーウエーブ」になれば国債が増発されるとの観測から米国債は売られていたが、上院は共和党が過半数を占めるとの見方が広がり、4日の米債券市場では米長期金利は下落。日米金利差の縮小観測から円には買いが入っている。
円はユーロに対して下落して始まった。8時30分時点では1ユーロ=122円57～60銭と、同29銭の円安・ユーロ高だった。対ドルでのユーロ相場の上昇が波及している。ユーロの対ドル相場は上昇して始まった。8時30分時点では1ユーロ=1.1734～35ドルと、同0.0074ドルのユーロ高・ドル安だった。市場では「前日の米株式市場の大幅高を受け、ドルを売ってユーロを買う動きが出ているのではないか」（国内銀行の為替担当者）との指摘があった。
〔日経QUICKニュース（NQN）〕
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November 05, 2020 at 07:07AM
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外為8時30分 円、上昇し、104円台半ば 対ユーロでは下落 - 日本経済新聞
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