熊本市中央区の下通アーケード一帯で１３日、商店街の店舗が路上で継続的に、商品の販売や飲食の提供をする取り組みが始まった。市が新型コロナウイルス感染拡大で売り上げに影響を受けた商店街を、「３密」を避けながら支援しようと初めて実施した。１１月末まで。 アーケード内の市道を管理する市はこれまで、イベントやセールの際、１週間単位などで利用を認めてきた。一方、国土交通省は６月、新型コロナ対策で路上に仮設の販売施設を置くことを、無料で弾力的に認めるよう都道府県知事や政令市長に通知。これを受け、市が道路の活用を中心部の商店街振興組合に呼び掛け、下通繁栄会と安政町商興会が利用申請した。 この日は衣料品店や飲食店など計３２店が、商品を店先の路上に並べた。３月にハワイ料理店を開店したばかりの鈴木颯人［はやと］さん（２０）はレモネードやかき氷を販売。「換気のいい場所で売ることができるのはありがたい。店の知名度も上げたい」。夜は路上にテーブル席を設け、飲食もしてもらうという。
飲食店の出店は３店にとどまっているが、市土木管理課は「猛暑が店外での飲食提供に影響した。涼しくなれば増えていくのではないか」と話している。他の振興組合からも、申請があれば認めていく方針。（山口尚久）
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August 13, 2020 at 07:07PM
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「３密」避け路上で買い物 熊本市下通アーケード一帯、１１月まで（熊本日日新聞） - Yahoo!ニュース
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