29日午前の東京外国為替市場で、円相場はじり高。10時時点は前日17時時点に比べ50銭の円高・ドル安の1ドル=105円12～13銭で推移している。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う米景気の先行き懸念などを背景に、主要通貨に対してドルを売る動きが引き続き優勢だ。東京株式市場で日経平均株価が軟調に推移し、9時15分すぎには一時、104円96銭近辺まで上昇した。
一方、10時前の中値決済に向けては「ドルが不足気味だった」（国内銀行の為替担当者）との声が聞かれ、国内輸入企業による円売り・ドル買いが出て、円の上値を抑えた。
円は対ユーロで上昇している。10時時点では同48銭の円高・ユーロ安の1ユーロ=123円21～23銭で推移している。
ユーロは対ドルで買われている。10時時点では同0.0010ドルのユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.1721～22ドルで推移している。
〔日経QUICKニュース（NQN）〕
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July 29, 2020 at 08:24AM
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外為10時 円、じり高 中値は「ドル不足」との声 - 日本経済新聞
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