今週は前半に株式市場が非常に荒い動きとなり東京市場は暴落の直後に暴騰したが、後半になると比較的動きの少ない落ち着いた相場となった1週間だった。
16日は日経が1,051円高
今週は政策金利が多く発表された週だった。16日火曜には日銀が発表し、政策金利や量的緩和は据え置きだった一方で、企業への支援策が拡大された。18日木曜夕方にはスイスが発表し、同じく政策金利は-0.75%のまま据え置きだった。同日夜にはイギリスが発表し、金利に変更はなかったものの資産購入プログラムが1,000億ポンド拡大された。
また今週はFRBのパウエル議長が16日に米上院で、17日水曜には下院で証言を行った。16日の証言では「景気が軌道に乗るまでゼロ金利を維持する」と、ゼロ金利政策を長期間維持する姿勢を確認する発言があった。17日の下院証言でもハト派的な証言が繰り返された。
経済指標は比較的重要な発表が少なかった今週だが、19日金曜に発表された日本の5月CPIは前年同月比-0.2%と前月に続くマイナスだった。
株式市場は先週の11日木曜にはNYダウが1,862ドル安と暴落した影響が今週前半にも残り、今週前半は荒い相場が続いた。
特に東京株式市場が大きく動き、15日月曜は日経225平均が774円安と暴落し21,000円台で終了した。しかしこの日のNY株式市場が大幅反転したため、翌16日には1,051円高と前日の下げ幅以上に暴騰。17日以降は小幅な値動きが続き、週足で見ても173円高と小幅高に留まった。
NY株式市場も前半に乱高下し、15日は序盤にダウが前日比800ドル近く下落した後大きく反騰。一時は安値から1,000ドル以上上昇し、終値は前日比157ドル高だった。翌16日も527ドル高と続伸したが、17日からの3日間は小幅な下落が続き週足では266ドル高だった。
為替市場では米ドル/円は今週も動きが少なく、107円台で今週を開始した後週半ばにやや下落し106円台で終了。ユーロ/円は15日に上昇して16日午前中には一時122円をつけたものの、その後は下落し週終了時までに120円を割って119円台になった。
先週は株式市場の暴落とともに一旦34ドル台まで下がった先物市場のNY原油は、今週になると株高が経済回復と原油需要拡大見通しを高めてリバウンド。週後半には40ドルを回復したが19日に一時的に2ドルほど下落した場面もあった。
仮想通貨市場のビットコインは15日午前中に95万円台まで値を崩したが、すぐに反騰しその後は98~103万円の比較的小さいレンジで21日日曜まで上下したのみだった。
来週はニュージーランドの政策金利が発表され、また米第1四半期GDP確定値や米5月個人消費支出も発表される。他の週に比べると材料が少なく、突発的に新しい材料が出ない限り株式市場はあまり動かないことも考えられる。
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June 21, 2020 at 01:58PM
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