東京外国為替市場のドル・円相場はやや軟調な展開。前週末の米雇用統計が予想外に改善したことを受けたリスクオンの円売りの流れが一服している。
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市場関係者の見方
三井住友信託銀行の瀬良礼子マーケット・ストラテジスト
- 米雇用統計は良かったが、単月ではぶれが大きいので、もう少し傾向的な動きをみていく必要がある。一時的な解雇以外の構造的な失業者数はじわり増えている
- 市場はユーフォリアでいいところ取りをしており、円安の流れはすぐには変わらないだろうが、リスクオンがさらに加速する状況ではない。FOMCを控えていったん様子見姿勢になりやすい面も
- 豪ドル高は経済が相対的に悪くなく、利下げ観測が後退しているのが背景。資源価格の持ち直しも追い風
りそなホールディングス市場企画部の梶田伸介チーフストラテジスト
- 米雇用統計が予想を上回ったのを受けて米株価と金利が上昇するリスクオンの流れを今週前半は引きずりそうだが、経済の実態がなお弱い中で徐々に伸び悩むだろう
- 米非農業部門の雇用者数が予想外のプラスとなり相場のモメンタムは上向きだが、250万人増はリバウンドの範囲内。FOMCも緩和的なスタンスを崩さないとみられる
- 円安進行には投機筋の円ロングがたまっていた面もあり、さらにどんどん円安が進むとは考えにくい。リスクオンでドルと円がともに売られやすい地合いは変わっていない
背景
- 5月の米雇用統計で非農業部門雇用者数は前月比250万人増と市場予想外のプラス。失業率も13.3%と予想に反して低下
- 日経平均株価は前週末比212円高で午前の取引を終了。前週末の米株価の大幅高を受けて一時、約3カ月半ぶり高値。米株価指数先物とアジア株も高い
- 米10年物国債利回りは時間外取引で0.9%を挟みもみ合い。前週末には一時0.9555%と3月20日以来の高水準を付けた
- 米ニューヨーク市は今週から第1段階の経済活動を再開。2週間後には第2段階の活動再開を予定
- ニューヨーク原油先物相場は時間外取引で一時1バレル=40ドル台を約3カ月ぶりに回復
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June 08, 2020 at 10:16AM
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ドル・円は軟調、米雇用統計受けたリスクオンの円売り一服-109円半ば - ブルームバーグ
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