11日午前の東京外国為替市場で円相場は伸び悩んでいる。10時時点は1ドル=106円99銭～107円ちょうどと前日17時時点と比べて34銭の円高・ドル安だった。4月以降の上値として意識されている106円台に上昇したのをきっかけに持ち高調整の円売りも出た。10時前の中値決済に向けては「国内輸入企業の円売り・ドル買いが優勢だった」（国内銀行の為替担当者）という。
円は対ユーロで上昇した。10時時点は1ユーロ=121円84～85銭と同8銭の円高・ユーロ安だった。ユーロは対ドルでも上昇した。10時時点では1ユーロ=1.1388～89ドルと同0.0029ドルのユーロ高・ドル安だった。10日の米連邦公開市場委員会（FOMC）の結果から米国の金融緩和が長期化するとの見方が強まり、ドルは主要国通貨に対し売りが優勢になっている。
〔日経QUICKニュース（NQN）〕
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June 11, 2020 at 08:37AM
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外為10時 円、伸び悩む 107円ちょうど 輸入勢の売りで - 日本経済新聞
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