米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
29日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=106円68銭前後と前日に比べて20銭弱のドル安・円高で取引を終えた。この日に発表された米1~3月期実質国内総生産(GDP)速報値が前期比年率換算で4.8%減となったことが重荷。また、米連邦公開市場委員会(FOMC)でゼロ金利政策の維持や無制限の量的緩和の継続が決まり、異例の金融緩和が長引くとの見方が広がったことも影響した。
ただ、NYダウが反発したことからドルを売り込む動きは広がらず、東京市場に移ってからは戻り歩調。日経平均株価が2万円の大台を回復したことや、きょうはゴトー日(5のつく日と10のつく日)で国内輸入企業のドル買いなどが意識されやすいことから、午前9時50分過ぎには106円87銭まで回復する場面があった。とはいえ、午前に中国の4月製造業購買担当者景気指数(PMI)の発表が予定されているほか、今晩には欧州中央銀行(ECB)理事会を控えているとあって一段の上値追いには慎重なムードもある。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0857ドル前後と同0.0010ドル強のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=115円94銭前後と同10銭強のユーロ安・円高で推移している。
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April 30, 2020 at 08:28AM
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外為サマリー:一時1ドル106円80銭台を回復、日経平均の上昇が追い風 - 株探ニュース
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