4日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは4営業日ぶりに反落。終値は1.0907ドルと前営業日NY終値(1.0981ドル)と比べて0.0074ドル程度のユーロ安水準だった。新型コロナウイルスへの対応をめぐる米中対立の激化懸念を背景に、欧州株相場が大幅に下落すると、投資家がリスク回避姿勢を強めユーロ売り・ドル買いが先行。欧州時間に発表された4月ユーロ圏製造業PMI改定値が予想を下回り、ユーロ圏景気の先行き不安が高まったことも引き続き重しとなり、一時1.0896ドルと日通し安値を付けた。その後の戻りも1.0910ドル付近にとどまるなど、ユーロの上値は重かった。
ポンペオ米国務長官は3日、新型コロナ発生源をめぐり、中国湖北省武漢市の研究所である「かなりの量の証拠」があると主張。トランプ米大統領も中国の新型コロナへの対応を非難したことで、市場では米中対立の激化への懸念が広がっている。
ドル円は続落。終値は106.74円と前営業日NY終値(106.91円)と比べて17銭程度のドル安水準だった。新型コロナの感染源をめぐる米中関係の悪化が嫌気され、リスク回避目的のドル買いが先行。週明け早朝取引で付けた106.98円を上抜けて一時107.07円まで上値を伸ばした。ただ、107円台での滞空時間は短かった。一時は360ドル超下落したダウ平均がプラス圏を回復するとリスク回避的なドル買い圧力が後退。アジア時間に付けた106.67円を下回り、一時106.64円と日通し安値を付けた。ユーロ円の下落につれた売りも出た。
ユーロ円は続落。終値は116.42円と前営業日NY終値(117.33円)と比べて91銭程度のユーロ安水準。低調なユーロ圏経済指標を手掛かりに全般ユーロ売りが進行。5時過ぎに一時116.27円と日通し安値を更新した。ユーロ豪ドルは一時1.6943豪ドル、ユーロNZドルは1.8004NZドル、ユーロポンドは0.8731ポンド、ユーロスイスフランは1.0524スイスフラン、ユーロカナダドルは1.5342カナダドルまで値を下げるなど、ユーロ全面安の展開となった。
メキシコペソは堅調だった。WTI原油先物価格の上昇を背景に産油国通貨とされるメキシコの通貨ペソに買いが入った。ドルペソは一時24.0675ペソ、ペソ円は4.43円までペソ高に振れた。
本日の参考レンジ
ドル円:106.64円 - 107.07円
ユーロドル:1.0896ドル - 1.0986ドル
ユーロ円:116.27円 - 117.31円
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May 05, 2020 at 04:06AM
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ニューヨーク外国為替市場概況・4日 ユーロドル、4日ぶり反落 | 2020年05月05日(火)06時06分|FXニュース - ザイFX!
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