
14日のニューヨーク外国為替市場でドル円は3営業日ぶりに反発。終値は107.25円と前営業日NY終値(107.03円)と比べて22銭程度のドル高水準だった。トランプ米大統領が「強いドル」を支持すると発言したことで円売り・ドル買いが先行したものの、ダウ平均が一時450ドル超下落すると106.86円付近まで押し戻された。ただ、アジア時間に付けた日通し安値106.78円を下抜けることは出来ず、そのあとは再び強含む展開に。ダウ平均が反発し380ドル超上昇したことも円売り・ドル買いを促し、一時107.37円と日通し高値を更新した。日経平均先物が2万0080円まで上昇したことも相場の支援材料となった。
なお、トランプ米大統領はFOXニュースとのインタビューで「現時点で強いドルを持つことは良いこと。誰もがドルを持ちたがっている。私がドルの強さを維持した」などと述べたほか、中国については「習近平国家主席と今は話したくない」「中国と完全に断交することが可能か、断交した場合に何が起きるか思案」「米国で上場している中国企業を非常に厳しく注視している」などと語った。
ユーロドルは続落。終値は1.0805ドルと前営業日NY終値(1.0818ドル)と比べて0.0013ドル程度のユーロ安水準だった。トランプ米大統領のドル高支持発言を受けてユーロ売り・ドル買いが先行し、21時30分過ぎに一時1.0775ドルと日通し安値を付けたものの、売り一巡後は1.0800ドルを挟んだもみ合いの展開となった。
ユーロ円は3日ぶりに小反発。終値は115.88円と前営業日NY終値(115.80円)と比べて8銭程度のユーロ高水準。米国株が下落して始まったことで円買い・ユーロ売りが先行し23時過ぎに一時115.33円と日通し安値を付けたものの、米国株が持ち直すと買い戻しが優勢に。ドル円の上昇につれた買いも入り、5時前に一時115.93円と日通し高値を更新した。
メキシコペソは堅調。WTI原油先物6月限が一時10%超上昇したことを受けて、産油国通貨とされるペソに買いが集まった。ドルペソは一時23.7524ペソ、ペソ円は4.52円までペソ高に振れた。なお、メキシコ中銀は金融政策決定会合を開き、市場予想通り政策金利を0.50%引き下げて5.50%にすることを決定。声明では「0.50%の利下げは全会一致」「リスクバランスは下向き」「第2四半期はさらに深刻になると予測」と指摘したものの、市場の一部で期待されていた「利下げペース拡大示唆」はなかった。これもペソ買い戻しを誘った。
本日の参考レンジ
ドル円:106.78円 - 107.37円
ユーロドル:1.0775ドル - 1.0824ドル
ユーロ円:115.33円 - 115.93円
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May 15, 2020 at 04:04AM
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ニューヨーク外国為替市場概況・14日 ドル円、3日ぶり反発 | 2020年05月15日(金)06時04分|FXニュース - ザイFX!
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