今週は株式・為替市場には大きな動きがなく、3月下旬に暴落が止まってから1ヶ月経ちかなり落ち着いてきたように見える。むしろ今週は原油が-40ドルをつけ、先物市場で大波乱が起こった1週間だった。
原油先物が史上初のマイナス
今週は重要な経済指標・政策金利の発表が比較的少なかった。発表された経済指標は3月・4月のものが多くどれも極度に悪化していたが、株式市場にとっては3~4月の経済悪化はすでに織り込み済みと思われ、大きな反応はなかった。
今週は株式・為替市場よりも、先物市場で原油に異常な動きがあった。20日月曜はまだNY先物市場で原油の5月限が取引されており、朝方は16ドルからスタート。日中には比較的普通の下げが続き、夜には10ドル台になった。
しかし21日火曜午前1時頃から異常な値動きとなった。1時過ぎに下げが加速した価格は、0ドルになっても止まらずマイナス価格に突入しさらに下落。一時は-40ドルというありえない価格をつけた。
21日日中頃からは6月限が原油取引の中心となったが、21日夜から22日水曜未明にかけて6月限も暴落し一時は6ドル台をつけた。だがそれが底となり、その後は産油国による追加減産見通しや米イラン関係の緊張などから反発。今週の終了時は17ドル台だった。
すでに述べたように、株式市場の方は今週比較的落ち着いていた。NY株式市場は原油の異常な暴落から、20・21日にダウが2日連続して600ドルほど下落。しかし22日以降は3日続けて上昇し、週足では467ドル安だった。
東京株式市場は先週金曜にアメリカの経済活動再開期待で大幅高となったものの、今週はその反動で下げが続いた。日経225平均は20~22日に3日連続安となり、23日木曜には多少上昇したが24日金曜にまた下落。週足では635円安だった。
為替市場では米ドル/円が107円20銭~108円10銭の1円にも満たないレンジに1週間留まり、他のメジャー通貨にも大きな動きはなかった。一方で22日に予想を上回る1%の利下げを発表したトルコリラは今週も下落。対円では2018年8月の安値を更新する1リラ=15円40銭まで下がり、対米ドルでも1ドル=7リラを越えて2018年の安値に接近した。
仮想通貨市場ではビットコインが堅調で、21日未明に一時74万円まで落ちたがその後上昇。23日には夜に大きく上昇し、3月中旬以来の83万円をつけた。
来週は日本がGWに入るが、海外は通常通りの営業となる。そして来週は日米欧の政策金利発表があり、またアメリカの第1四半期GDP速報値も発表される。アメリカはマイナス成長が確実視されており、GDPの数字や中銀の発表内容次第で株式市場が大きく動くことも考えられる。
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April 26, 2020 at 02:46PM
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