23日のニューヨーク外国為替市場でドル円は荒い値動き。24時時点では107.61円と22時時点(107.41円)と比べて20銭程度のドル高水準だった。米長期金利の低下などをながめ円買い・ドル売りが先行。22時30分前に一時107.35円と日通し安値を付けた。
ただ、「日銀は27日の金融政策決定会合で、無制限の国債購入やCP・社債の購入上限額倍増など追加の金融緩和策を検討」との報道が伝わると円売り・ドル買いで反応。一時108.04円まで急ピッチで値を上げた。下落していた日経平均先物が持ち直したことも相場の下支え要因。
もっとも、「ここのところ108円近辺では何度か上値を抑えられており、レジスタンスとして意識されている」との声が聞かれる中、108円台での滞空時間は短かった。3月米新築住宅販売件数が62.7万件と予想の64.5万件を下回ったことも相場の重しとなり、一時107.52円付近まで下押しした。「米連邦準備理事会(FRB)は9日発表した大規模な金融支援策に含まれる州・地方政府への融資を巡り、その範囲を広げることを検討」との報道もドル売りを誘った面がある。
ユーロドルは堅調。24時時点では1.0828ドルと22時時点(1.0787ドル)と比べて0.0041ドル程度のユーロ高水準だった。原油価格の上昇を背景にドル売り・資源国通貨買いが進むと、ユーロに対してもドル売りが先行した。メルケル独首相はEU首脳に対して「新型コロナウイルス対策予算は巨額であるべき」と述べたと伝わると、全般ユーロ買いが加速し一時1.0847ドルと日通し高値を更新した。「FRBは州・地方債購入範囲の拡大を検討との報道もユーロ買い・ドル売りを誘った。
ユーロ円は持ち直した。24時時点では116.53円と22時時点(115.87円)と比べて66銭程度のユーロ高水準。日銀が追加金融緩和策を検討との報道をきっかけに円売り・ユーロ買いが先行。メルケル独首相の発言が伝わると116.82円まで買われ、アジア時間に付けた日通し高値116.84円に迫った。
カナダドルは堅調。原油先物相場の急伸を受けて、産油国通貨とされるカナダドルに買いが集まった。対ドルでは一時1.4010カナダドル、対円では76.89円までカナダドル高が進んだ。なお、WTI原油先物6月限は一時18.15ドルと前日比で31%超上昇している。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:107.35円 - 108.04円
ユーロドル:1.0756ドル - 1.0847ドル
ユーロ円:115.73円 - 116.84円
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April 23, 2020 at 10:09PM
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ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、荒い値動き | 2020年04月24日(金)00時09分|FXニュース - ザイFX!
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