13日午前の東京外国為替市場で円相場は上昇した。12時時点は1ドル=108円08～09銭と前週末17時時点に比べ30銭の円高・ドル安だった。新型コロナウイルスの感染拡大で世界の経済活動の停滞が続くとの懸念は根強い。日経平均株価や米株価指数先物が下落し、「低リスク通貨」とされる円には買いが入った。10時30分すぎに一時1ドル=107円99銭近辺まで上げ幅を広げた。
その後は日経平均の下げ渋りに歩調を合わせて伸び悩んだ。聖金曜日の祝日明けで、きょうも英国などが休場のため「様子見姿勢が強まっている」（国内証券のFXストラテジスト）との声があった。
円は対ユーロでも上昇した。12時時点は1ユーロ=118円12～13銭と同43銭の円高・ユーロ安だった。対ドルでの円買いが対ユーロに波及した。ユーロは対ドルで小幅に下落した。12時時点では1ユーロ=1.0928～29ドルと同0.0009ドルのユーロ安・ドル高だった。
〔日経QUICKニュース（NQN）〕
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April 13, 2020 at 10:27AM
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外為12時 円、上昇し108円台前半 株安で買い - 日本経済新聞
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