22日午前の外国為替市場で円の対ドル相場はじり安となっている。10時時点は1ドル=107円81～82銭と前日17時時点と比べ43銭の円安・ドル高で推移している。10時前の中値決済に向けて「国内輸入企業のドル買いがやや多い」（国内銀行の為替担当者）との指摘があった。実需の円売り・ドル買いが円を押し下げている。
原油安が続き、リスク回避姿勢を強める投資家のドル資金を確保する動きがドル買いを促している。もっともドルと並んで「低リスク通貨」とされる円の買い需要もあり、円の下値は限られている。
円は対ユーロでも下落し、10時時点は1ユーロ=117円05～07銭と、76銭の円安・ユーロ高だった。ユーロはドルに対しても上昇し、10時時点では1ユーロ=1.0857～59ドルと、同0.0027ドルのユーロ高・ドル安。
〔日経QUICKニュース（NQN）〕
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April 22, 2020 at 08:22AM
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外為10時 円、じり安 107円台後半 輸入企業がドル買い - 日本経済新聞
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