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23日午前の東京外国為替市場で円相場は下げ渋っている。10時時点は1ドル=110円49~53銭と3連休前の19日17時時点に比べ1円34銭の円安・ドル高だった。9時20分すぎには一時1ドル=110円26銭近辺まで買われた。米長期金利が日本時間23日の時間外取引で低下しており、日米金利差の縮小を意識した円買い・ドル売りが入った。
市場では「このところ過熱していたドル買いが一服している」(国内銀行の為替担当者)との見方もあった。10時前の中値決済に向けては、「ややドル不足」(同)との声があった。国内輸入企業による円売り・ドル買いが出たようだ。
円は対ユーロで上昇している。10時時点は1ユーロ=117円98銭~118円01銭と同42銭の円高・ユーロ安だった。ドルに対して円買いが入ったタイミングで、円買い・ユーロ売りも優勢になった。ユーロはドルに対して安値圏で小幅な動きとなっている。10時時点は1ユーロ=1.0676~79ドルと同0.0171ドルのユーロ安・ドル高だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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March 23, 2020 at 08:25AM
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外為10時 円、下げ渋る 110円台半ば、米長期金利が低下 - 日本経済新聞
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