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今週の株式・外国為替市場の動き総括、2月3~7日 - iFOREX

先週は新型コロナウイルスの懸念が世界で爆発的に広まった。そのため一旦は下落した株式市場だが、今週になってウイルスの懸念はやや後退。株式市場ではかなり大きなリバウンドが見られた。

NYダウは約850ドル高

今週はオーストラリアの政策金利発表があり、市場の予想通り0.75%の据え置きだった。5日水曜には米1月ADP雇用統計が発表され、予想を上回る前月比29 万1000人だった。また7日金曜に発表された米1月雇用統計は、予想の前月比16万人増に対し発表は22万5000人増とこちらも好調だった。


しかし今週の注目材料は、政策金利や経済指標よりも新型コロナウイルスへの懸念であったことは言うまでもない。先週には新型ウイルスとその経済的悪影響の懸念が世界で爆発的に拡大し、31日金曜にはNYダウが600ドル以上も暴落した。


とはいえ今週は新型ウイルスの懸念はやや後退した。特に5日には中国やイギリスが新型ウイルスに対抗するワクチン開発で進展があったと報道され、それが新型ウイルス懸念を後退させた。


先週31日に暴落したNYダウは、3日月曜には144ドル高とリバウンド、さらに4日火曜と5日には400ドル以上暴騰し、6日木曜にも89ドル続伸。この時点で前週比1,100ドル以上高となり史上最高値を更新したが、7日には277ドル安と反落し週足では846ドル高だった。


そして今週はS&P500指数とNASDAQ総合指数も史上最高値を更新。NASDAQは節目の9,500を突破した。今後数ヶ月上昇が続くと仮定すれば、NASDAQの10,000突破が見られるかもしれない。


株式市場のリバウンドは日本でも同様だった。3日は先週金曜のNY株安を受けて23,000円を割った日経225平均だが、翌4日は上昇。そして新型ウイルスに対するワクチン開発のニュースが流れた翌日となった6日には、一時は650円以上上昇し終値でも554円高だった。


為替もクロス円全体で見るとリスク選好の円安が続いた。今週開始時点では108円台半ばにあった米ドル/円は、雇用統計2つが両方とも堅調だったことなどから週後半には一時110円をつけるところまで円安になった。


先物市場では世界経済への懸念から。原油は今週も軟調な動きが続いた。先週を51ドル台で終えたNY原油は、今週前半は下げが続きついに節目の50ドルを割って49ドル台をつけた。その後ややリバウンドもあったが、50ドル付近のまま今週を終えた。


来週は12日水曜にニュージーランドの政策金利発表があり、またイギリスやドイツ、そしてユーロ圏の10~12月期GDP発表もある。しかしこれらの材料よりも、今週までに引き続き新型ウイルスとその経済的影響が金融市場にとって大きな材料となるだろう。

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February 09, 2020 at 01:53PM
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