
5日午前の東京外国為替市場で円相場は下落した。12時時点は1ドル=109円44~45銭と前日17時時点に比べ51銭の円安・ドル高で推移している。中国が経済対策に動くとの期待から4日の米株式相場が上昇し、低リスク通貨とされる円の売りにつながった。
一方、前日の高値から1円程度円安が進んだとあって、国内輸出企業の円買いが活発だった。円は1ドル=109円30銭台まで下げ幅を縮める場面がみられた。日本時間5日午前の時間外取引での米長期金利低下も支えとなった。
午前はトランプ米大統領の一般教書演説や、アイオワ州における民主党の大統領選候補者争いの途中経過などが伝わった。だが、相場に目立った反応はなかった。
円は対ユーロでも安い。12時時点は1ユーロ=120円76~77銭と同40銭の円安・ユーロ高で推移している。対ドルでの円売りが対ユーロに波及した。
ユーロは対ドルで弱含んだ。12時時点は1ユーロ=1.1034ドル近辺と同0.0015ドルのユーロ安・ドル高水準だった。東京市場では狭い範囲での小動きに終始している。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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February 05, 2020 at 10:16AM
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