6日午前の外国為替市場で円相場は下げ幅を広げている。10時時点では1ドル=109円83～84円と前日17時時点と比べ50銭の円安・ドル高だった。朝方と比べやや円安・ドル高が進んでいる。東京株式市場で日経平均株価の上げ幅が一時400円を超えるなど運用リスクをとる動きが広がっており、「低リスク通貨」とされる円が売られている。
中値決済に向けて国内輸入企業のドル買い・円売りも出たが、規模は小さかったようだ。今年に入ってから110円近辺が下値のメドとなっており「足元の水準で積極的に円を売ってドルを買う企業は少ない」（国内銀行の為替担当者）という。
円は対ユーロで下落している。10時時点では1ユーロ=120円78～79銭と同12銭の円安・ユーロ高水準で推移している。ドルに対して円が売られ対ユーロでも円が弱含んでいる。
ユーロはドルに対し売られている。10時時点では1ユーロ=1.0996～1.0997ドルと同0.0040ドルのユーロ安・ドル高水準で推移している。4日発表の2019年12月のユーロ圏小売売上高が前月比で減少した一方、予想を上回る米経済指標が相次いだことでユーロ安・ドル高が進んでいる。
〔日経QUICKニュース（NQN）〕
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February 06, 2020 at 08:30AM
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外為10時 円、下げ幅拡大 株高受けて売り優勢 - 日本経済新聞
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