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UPDATE 1-上海外為市場=元は6カ月ぶり高値、米が「為替操作国」解除 - ロイター

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[上海/香港 14日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は、昨年7月以来の高値に上昇。米財務省が外国為替報告書を公表し、中国の「為替操作国」認定を解除したことが背景。

報告書は公表が遅れていたが、米中両政府による「第1段階」の通商合意署名を15日に控える中、発表された。

国内スポット市場の元は0.38%高の1ドル=6.8661元と昨年7月11日以来の高値をつけた。

前日0.5%近く値上がりしていたオフショア人民元も、5カ月ぶり高値となる1ドル=6.8662元に上昇。直近は6.8750元で推移している。

中国人民銀行(中央銀行)は、この日の基準値(中間値)を約5カ月ぶりの元高水準に設定した。

トレーダーからは、基準値が元高水準に設定されたことについて、人民銀行が一段の元高を容認する可能性があると指摘した。

OCBC銀行の大中華圏担当トップ、トミー・シエ氏は「為替操作国の認定解除は象徴的なもので、市場への影響は限定的だと感じている」とした上で「明日の第1段階の通商合意署名を控えて、好意的な姿勢を示した形となった」と述べた。

人民元は、米中の貿易を巡る緊張緩和を受けて年明けから1.3%上昇している。

米中が15日に調印する「第1弾」通商合意については、中国が米製品・サービスの購入を向こう2年間で拡大すると確約したことが、関係者の話で明らかになった。

シティのアナリストは、トランプ大統領が第2弾合意に向けた協議を開始すると約束したことを踏まえ、元の一段高を予想。「元のさらなる上昇が、債券・株への資金流入につながる」と指摘した。

一方、UBSの中国チーフエコノミスト、ワン・タオ氏は、経済成長に相変わらず下押し圧力がかかっていることや、米大統領選などの国外の不透明要因を指摘し、元が今年1ドル=6.8─7.1元のレンジ内で推移するとの見方を示した。

トレーダーのなかには、現在の元高が長期持続するのか確信できない向きもいる。

外資系銀行のトレーダーは「人民元相場は、多かれ少なかれ天井に達した。元の支援材料はほとんど織り込み済みだ」と指摘。別のトレーダーは、最近の元が買われ過ぎとの見方を示した。

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January 14, 2020 at 01:44PM
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