
10日の東京株式市場で日経平均株価は上値が重く推移しそうだ。米国とイランの対立激化懸念が後退し、米株式市場では主要3指数がそろって最高値を更新した。外国為替市場では円安・ドル高が進んでおり、投資家のリスク選好姿勢が強まって日本株相場の支えとなる。もっとも、9日の日経平均は前日比535円高の2万3739円と大幅高で終え、利益確定売りも出やすい。日本時間今夜に12月の米雇用統計発表を控えるうえ、3連休を前にした持ち高調整の売りも出やすく、買い一巡後は前日終値から小幅高の水準での値動きになるとみられる。
9日の米株式市場で、ダウ工業株30種平均は前日比211ドル(0.7%)高の2万8956ドルと2日以来となる過去最高値を更新した。中東情勢を巡る懸念の後退に加え、米中の貿易協議の進展期待から買いが優勢となった。アップルは中国での昨年12月のスマートフォン出荷が大きく増えたと伝わり、上場来高値を更新した。東京市場でも電子部品など関連株には恩恵を見込んだ買いが入りやすい。
イランで起きたウクライナの旅客機の墜落事故について、イランがミサイルで撃墜した可能性が高いとの米政府の分析が伝わったが、米株式市場全体への影響は限られた。6日の大発会以降の日経平均は、米・イラン対立を巡る警戒感と懸念後退という日替わりの材料に振らされ、4日連続で前日比の騰落幅が300円を超えていた。きょうの東京市場は落ち着きを取り戻し、小幅な値動きにとどまりそうだ。
大阪取引所の夜間取引で日経平均先物3月物は前日の清算値を30円上回る2万3730円で終えた。
個別株ではファストリに注目だ。9日、2020年8月期の連結純利益(国際会計基準)が前期比1%増の1650億円と、従来予想の8%増の1750億円から下方修正した。同日発表したカジュアル衣料品店「ユニクロ」の19年12月の国内既存店売上高も、前年同月に比べ5.3%減少した。指数寄与度の高いファストリ株が軟調に推移すれば、日経平均の重荷となりそうだ。
そのほか、国内では株価指数オプション1月物の特別清算指数(SQ)算出を迎える。内閣府が11月の景気動向指数速報値を発表する。ローソンや良品計画、イオン、ファミマが19年3~11月期決算を発表する。海外では夜に12月の米雇用統計の発表を控えており、後場は様子見ムードが強まりそうだ。
〔日経QUICKニュース(NQN) 松井聡〕
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