昨年12月15日で109年の歴史に幕を下ろした宇高航路(玉野市・宇野港―高松港)で、開設当初に活躍した初代連絡船の1隻「児島丸」の模型を、櫻田博士さん(76)=瀬戸内市=が作製した。電灯を備えた白い船体は、近代化にまい進する明治の日本を思い起こさせるようなさっそうとした姿。備前信用金庫牛窓支店(同所)で展示している。
1903(明治36)年に長崎県内で建造された児島丸は全長約35メートル、約220トン。現在のJR山陽線を開設した山陽鉄道系列の海運会社の船舶として活躍。国による鉄道国有化(06年)を経て、10年の宇高航路開設時から就航し、活躍した。
櫻田さんは昨年1月、図面を長崎の造船所から取り寄せ、製作に着手。実物の30分の1サイズで全長約120センチ、幅約20センチ。端材などを駆使し、白い船体に映える黒の防舷(ぼうげん)材、操舵(そうだ)室のテーブルに広げられた海図、通路の電灯など、細部までこだわって再現した。
完成後間もなく、宇高航路休止の報道を見たという櫻田さんは「同型の『玉藻丸』と並ぶ宇高航路の初代連絡船。製作のタイミングが合い、驚いている」と話す。
衣料品店を営んでいた櫻田さんは63歳で一線を退いた後、趣味で船の模型作りを開始。これまでに牛窓生まれの客船「高嶺(たかね)丸」など10隻以上を手掛けている。児島丸は当分の間、展示されている。
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January 04, 2020 at 04:18PM
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初代宇高連絡船「児島丸」模型に 瀬戸内の櫻田さん、細部を再現 - 山陽新聞
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