【NQNロンドン】20日のロンドン外国為替市場で円相場は反落した。英国時間16時の時点では、前日の同時点と比べて20銭円安・ドル高の1ドル=109円40～50銭だった。
クリスマス休暇を控えて市場参加者は少なく、日中を通して狭い値動きで推移した。午後に発表になった米経済指標がおおむね市場予想を上回ったことで円は下げ幅を若干広げた。
英ポンドは対ドルで5日ぶりに反発した。0.0020ドルのポンド高・ドル安の1ポンド=1.3040～50ドルだった。
英議会下院は20日、欧州連合（EU）からの離脱条件などを盛り込んだ離脱関連法案を審議する本議会を開き、法案の骨格となる基本方針を賛成多数で支持した。審議過程はしばらく続くが、ジョンソン英首相が主張する来年1月末離脱の実現に向けて前進したとの見方が強まった。離脱をめぐる先行き不透明感が後退し、ポンド買いを誘った。一時1.3070ドル台半ばまで上昇した。
円の対ユーロ相場は小幅ながら3日続伸した。10銭円高・ユーロ安の1ユーロ=121円30～40銭だった。
ユーロは対ドルで3日続落した。前日16時の時点に比べ0.0030ドルのユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.1080～90ドルだった。
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December 20, 2019 at 11:51PM
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