12日の東京外国為替市場で円相場は3日ぶりに反発した。17時時点は1ドル=108円63銭近辺と、前日の同時点に比べ9銭の円高・ドル安だった。米連邦準備理事会（FRB）が11日まで開いた米連邦公開市場委員会（FOMC）の結果を受け、米国で低金利政策が長期化するとの観測が広がり、円買い・ドル売りが優勢だった。
もっとも円の上値は重かった。国内輸入企業による実需に伴う円売りが出た。英国の総選挙の結果などを見極めたいとして、積極的に円買い方向に持ち高を傾ける動きは限られた。9～17時の円の高値は108円46銭近辺、安値は108円65銭近辺で値幅は19銭程度だった。
円は対ユーロでは3日続落した。17時時点は1ユーロ=121円ちょうど～02銭と、前日17時時点に比べ49銭の円安・ユーロ高だった。一時は121円03銭近辺と約1カ月ぶりの安値水準を付けた。FOMCの結果からドルに対してユーロが買われ、円売り・ユーロ買いに波及した。
ユーロは対ドルで3日続伸した。17時時点は1ユーロ=1.1139ドル近辺と同0.0055ドルのユーロ高・ドル安だった。
〔日経QUICKニュース（NQN）〕
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December 12, 2019 at 03:36PM
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外為17時 円、3日ぶりに反発し108円台後半 対ユーロは安い - 日本経済新聞
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