今週はクリスマスの週で、欧米の多くの国では25~26日が休場していた。クリスマスのため重要な材料も出なかったのだが、NY株式市場は今週も連日のように最高値を更新した。
NASDAQは9,000超え
今週はクリスマスの週だった。日本ではクリスマスの祝日はないものの、アメリカは25日水曜が休み、欧州の多くの国や豪・NZでは25~26日が2連休だった。また今週は主要国の政策金利発表はなく、経済指標の発表も少なかった。しかし日本では27日金曜朝に経済指標がいくつかまとまって発表された。
11月の失業率は予想より0.2ポイント低い2.2%と、1992年以来27年ぶりの低水準をキープ。11月の有効求人倍率も1.57と高い水準をキープした。
ただしほぼ同時に発表された11月小売業販売額は、前年同月比で予想の-1.7%に対し発表は-2.1%と、消費税増税後の消費低迷が鮮明に出ていた。また11月百貨店・スーパー販売額は、予想より0.1ポイントだけマイナス幅が少ない前年同月比-1.8%だった。そして11月鉱工業生産も前年同月比-8.1%と落ち込んでおり、雇用関連以外の経済指標は厳しい数字が多い。
一方アメリカは経済指標発表が少なかったものの、NY株式市場は先週から続いて堅調だった。ダウ工業平均は23日月曜に96ドル上昇し史上最高値を更新。24日火曜は小幅下落し、25日は休場した後、26日木曜には106ドル高とまたも最高値を更新。27日にも24ドルの小幅ながら今週3度目の最高値更新となった。
また今週はS&P500指数とNASDAQ総合指数も史上最高値更新が続き、NASDAQ総合指数は史上初の9,000をつけた。
しかしNY市場が好調な一方で、東京株式市場はさえない動きが続いた。先週を23,816円で終了した日経225平均は、23~25日まで大きく動かない状態が継続。26日には142円高と上昇したものの、27日には87円下落し週足では21円高とほとんど動かず終わった。
為替市場の中でも米ドル/円は今週特に動きが少なく、109円30~70銭のわずか40銭程度のレンジ内で上下していたのみ。米ドル/円は11月以降107円80銭~109円80銭の2円程度のレンジに収まっており、ボラティリティが低い状態が2ヶ月続いている。
先物市場では世界経済への不透明感の拡大から金が今週も堅調。今週を1,480ドル付近からスタートしたNY金は、NY株式市場の好調さにも関わらず一貫して上昇。1,500ドルの節目を超えて1,510ドルまで上昇して今週を終えた。
来週はいよいよ今年最後の週となる。東証は30日月曜に大納会となり、2020年大発会の1月6日月曜まで取引がない。しかしNY株式市場など海外の多くの国では31日火曜も取引があり、また新年は2日木曜から営業する。世界の金融市場にとってお正月休みは短いのだ。
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December 29, 2019 at 05:42PM
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